「化学物質」というと特別なものに思えますが…実は一番身近で深刻なものなのです。

口からよりも皮膚から 入るほうがこわい?

口から入った化学物質は肝臓の働きで90%以上解毒分解されます。
対して皮膚から入った場合は10日以上かかってもわずか10%も排出されず、
皮下脂肪組織に蓄積され、徐々にリンパ液や血液に乗って全身に運ばれます。

どうやって皮膚から入るの?

皮膚には異物の進入を防ぐバリアー機能があり、化学物質も簡単には入れません。しかし、日用品に多く使われている「合成界面活性剤」や「溶解剤」が皮膚のバリアーを破壊し、有害なものまで体の中に入る手助けをしてしまうのです。

日常生活でどんどん体内にたまる有害物質。一定量を超えた時、突然、アレルギーや花粉症等のさまざまな症状や病気を引き起こすケースがあります。
”沈黙の期間”が長いので、原因となるものをずっと使い続けてしまう上、何種類もの化学物質の害を複合的に受けることも少なくありません。さらに影響の出方は人それぞれ。皮膚から入った原因物質を特定するのはとても難しいことなのです。

お風呂での吸収率はさらに10倍に!!

皮膚の温度が10度から37度に上がると、皮膚からのお風呂での吸収率がさらに10倍に!!シャンプー・リンス・ボディソープ・入浴剤…入浴中は合成化学製品に最も触れる機会が多いのです。

知ってほしい化学物質の真実2